本記事は、八王子実践高校の最新の偏差値、内申基準、そして学校の特徴に焦点を当てたものになっています。
25年以上の塾業界経験を持つプロが、学校の教育方針や進学状況、学校生活の実態について深く掘り下げて解説します。
八王子実践高校の魅力を多角的に分析し、保護者や受験生にとって有益な情報になっているのでぜひ参考にしてみてください。
本サイトはできるだけ正確な情報の提供に努めていますが、入試情報・合格実績などのデータは学校公式HPを必ずご自身でご確認ください。
【この記事を書いた人】
・塾業界歴25年/卒業生2,500名
・都立自校作成校へは100名以上合格
・適性検査型入試~大学受験まで指導
・教育系メディアの運営(年間150万PV)
・当サイトの構築、管理、記事執筆
八王子実践へのアクセス
- JR八王子駅より徒歩13分
- 京王片倉駅より徒歩15分
- 京王八王子駅より徒歩20分
八王子実践高校の偏差値,内申基準
保護者世代の”誰でも行ける学校”というイメージはもはやない。
毎年多くの受験生を集める人気校となり、ここ20年で偏差値・内申基準もグッとあがった。
詳しくは後述するが大学合格実績も着実に上がってきており、今後も堅調に生徒を集めていきそうだ。
【偏差値目安】
J特進:60
特選:56
特進:54
選抜:51
総進:46
【推薦内申基準】
J特進-推薦:5科22
特選-推薦:5科21
特進-推薦:5科20
選抜-推薦:5科17
総進-推薦:5科16or9科28
【併願内申基準】
J特進-併願:5科23
特選-併願:5科22
特進-併願:5科21
選抜-併願:5科18or9科32
総進-併願:5科17or9科30
*偏差値出典:進学研究会
*内申基準:当サイト独自調査、募集要項
都立の併願校として人気があり、内申基準を満たした上での受験が前提。
併願は優遇校なので得点力に不安があっても安心して受験できる。
人気があるがゆえに志望していても基準を満たせず相談に来る塾生もけっこういるが、ほとんどが検定を持っていない生徒。英検や漢検の3級は積極的に受検しておいたほうがよい。
八王子実践の特徴・特色・その他
本章は塾関係者が自身の知識・経験に基づき執筆した。アドバイスとして大いに参考にしていただきたいが、説明会等に参加してご自身の目で確認・判断することも大事です。
“実践といえば…バレー部”というイメージが昔からあるが現在も強豪校。来春(2024年)の春高出場を決めている。
生徒が増えて校舎を増築しており施設・設備も充実してきた。コンビニエンスストアに約300席のイートインスペースもある。
当方の塾生で学力のある生徒がJ特進を受験する場面も増えている。もう調理科があったころのイメージとはだいぶ違う。昔から多摩地域にいるご家庭は先入観にとらわれず、ご自身の目で今の八王子実践を見てみることをお勧めする。
生徒・保護者から悪い評判は聞かず、多くの生徒が好意的に本校のことをとらえている。
出願先として地域的にも基準的にも昭和第一(立川)・大成(三鷹)と競合する場面が見られる。どの学校も色んな生徒を受け入れられる懐の深さがあり、「まずはどの学校も説明会等に行ってください」と進路面談ではアドバイスしている。
コース
特進コース(国公立大学受験コース)
- 目的
社会に貢献できる実践者の育成。 - 学習内容
理系・文系に関わらず幅広い学問への取り組み、探究学習プログラム(J-CLAP)を通じた社会課題への取り組み。 - 目標
難関国公立大学への現役合格。 - 特徴
学力と非認知能力の向上、放課後のJ-Plusプログラムを利用した受験準備、英語検定への挑戦。
選抜コース(私立大学受験コース)
- 目的
文武両道を実現し、難関・中堅私立大学への進学。 - 学習内容
基礎学力の向上、課題解決型授業。 - 目標
グローバルな視点で物事を考える力の育成。
総合進学コース
- 目的
キャリア形成、国際社会でのリーダーシップの育成。 - 学習内容
持続可能な開発目標(SDGs)に関連する課題への取り組み、高大専連携による学習。 - 特徴
先進科学クラス(AI技術への取り組み)、国際教養クラス(外国語と日本語の習得)、総合教養クラス(資格取得と職業体験)。
八王子実践は、国公立大学、私立大学、専門学校への進学を目指す学生に対して、多様な学習方法と総合的なカリキュラムを提供しています。特に、探究心、問題解決能力、自立心の育成に重点を置いていることが特徴です。
八王子実践-大学合格実績(2022年度)
以下は、八王子実践の大学現役合格者数(既卒生含む)の年度別分析です。
国公立大学
- 合計合格者数は2020年度に8人、2021年度に5人、2022年度に10人。
- 最多は東京都立大学の2名で、国公立の実績は今後に期待。
GMARCH以上(早慶上理などの有名私立大学)
- 合計合格者数は2020年度に35人、2021年度に48人、2022年度に45人。
- 法政大学が最も合格者数が多く、2021年度には14人、2022年度には11人。
成成獨國明武・理系有名大・有名女子大
- 合計合格者数は2020年度に32人、2021年度に72人、2022年度に95人。
- 國學院大学、武蔵大学、東京都市大学が特に合格者数が多い。
日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学など)
- 合計合格者数は2020年度に59人、2021年度に105人、2022年度に142人。
- 専修大学の合格者数が顕著に増加しており、2022年度には67人。
高大連携校(拓殖大学、東京工科大学など)
- 合計合格者数は2020年度に25人、2021年度に25人、2022年度に35人。
- 拓殖大学が合格者数を増やしている。
有名私立大(亜細亜大学、桜美林大学、神奈川大学など)
- 合計合格者数は年々増加しており、特に帝京大学や明星大学の合格者数が多い。
全体的に、私立大学への合格者数は年々増加している傾向にあります。特に理系有名大学や日東駒専への合格者数が大きく増えており、八王子実践の学習プログラムが私立大学受験に良い影響を与えていると考えらる。また、国公立大学については合格者数が少ないものの、一定の合格者を確保してる。
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