- 2021年3月卒業生
- 難関理系大学在学中
- 塾講師の経験あり
本サイトはできるだけ正確な情報の提供に努めていますが、入試情報・合格実績などのデータは学校公式HPを必ずご自身でご確認ください。
東京都市大学等々力高校へのアクセス
等々力駅から徒歩15分ほど。(等々力駅は大井町線)。
等々力駅の隣の尾山台駅からも可能。徒歩10分。自転車通学者もいる。
東京都市大学等々力高校の校風
フランス語でノブレスオブリージュという言葉を校風として持っている。
これを日本語訳すると「高潔な若人が果たすべき責任と義務」という意味になるが、おそらくどの生徒に聞いても答えられるほどこの言葉を強調している。
また、朝テストが主要3科目毎朝あり、課目によって異なるが、およそ80点以上が合格ラインで、それを下回ると課題や再試を行う必要があり、成績があまりよくない子へのサポートがしっかりしている。
TQノートというものが配られ、毎日時間を管理するための日記のようなものが配られ、それを1週間に1度提出する必要があり、高校生のうちから自己管理能力を身に着けることを重要視している。
東京都市大学等々力高校の校則
校則は私立ということもあり、厳しい方だと思う。
特に男子は髪の毛に関して、耳に掛かっていたり、目にかかっている時点でアウト。
女子はスカート丈を膝より下にしなくてはならない、メイクをしてはならない。
不定期で頭髪検査が行われる。
携帯電話は禁止されており、使っているのが見つかった時、2回目以降は没収される。
東京都市大学等々力高校の部活
基本的にホームルーム含めて16時20分に終わるので部活は16時30分から18時までの1時間30分。
部活はそこまで力を入れていない印象だが、野球部、サッカー部は試合前になると19時くらいまでやっていたりする。
テスト1週間前は原則部活動は禁止になるが、試合がある時のみ活動可能である。
またこの学校には舞チア部があり、唯一舞チア部だけアメリカの大会に行くほどレベルが高い。
学校活動
学校活動はほかの学校に比べ多い印象だった。
体育祭、文化祭はもちろんのこと、他にもロードハイクという20㎞以上のコースを全校生徒で歩くというイベントもある(ペースは個々人)。
このイベントは毎年あり、次の日は休みになるという点から人気のイベントだった。
また、修学旅行では1週間ほどイギリスに行ってオックスフォード大学の寮に泊まるので、オックスフォード大学の卒業生の方と話すことができて、色々な経験ができる。
東京都市大学等々力高校-卒業後の進路進学
基本的に大きく3つのクラスレベルに分かれており、高2になるタイミングで理系、文系、クラスレベルが分けられる。一番上のクラスが理系文系混合の国公立志望のみのクラス。
そして次に私立、国立どちらでもよいクラス(理系1クラスと文系1クラス)。ただし理系は国公立を勧められる。一番下のクラスは主に一般受験せず、指定校推薦、内部進学を考えている人のクラス(理系2クラスと文系2クラス)。
クラスの分け方は基本的に高校1年間の学校成績、模試の成績の総括で上から順番に決まる。(希望性なのであえて2クラスに行って、指定校で行く人もいる)
付属高校なので推薦で東京都市大学に行くことも可能だが、学校はあまり進めておらず、基本的には別の大学を目指す人が多い。
一般受験をするが、保険で内部推薦をもらうことも可能だが、受ける大学(早稲田大学、慶応大学など)によっては合格発表より手続き締め切りが先になってしまうことがある。
付属推薦はよほど悪い成績をとっていない限りは取れる。(軽い面接がある)
合格実績は東大が1年に1人でればよい方で、早慶上理は毎年数十人出ている。
東京都市大学等々力高校-偏差値,内申,受験対策
【偏差値】63
【内申基準】
単願:3科13かつ5科21
併願:3科14かつ5科23
*偏差値出典:進学研究会
*内申基準:当サイト独自調査、募集要項
2024年の入試日は2/13。併願は優遇で他私立も受験可能なので2/10,11,12をフルに使える点はメリット。
検定加点は英検のみ準2以上が対象なので注意。
内申点の必要基準が非常に高いため、中学の成績が非常に重要になるので、まずは提出物や定期テストからできるだけ完璧にする。
併願優遇であればテストは受けることになるが、ほとんどの場合は合格がもらえるので安心して受験できる。
面接の対策はするべきだが、特に校風であるノブレスオブリージュについて意見が言えると良い印象を与えられるので前もって意味を調べておくこと。
受験問題の対策としては過去問があるので、傾向をつかむことが大事。
東京都市大学等々力高校にはどんな生徒、先生が多いか
生徒はクラス別で分かれているのでクラスごとで大きく異なる。
真面目な人もいれば、あまり勉強しない人もいる。
ただし再試があるなど勉強できない子にもサポートがあるのでどんな子でもある程度勉強しているイメージ。
先生は若い先生が多く、長年勤めている先生はベテランな人が多く、面白い授業で教えてくるのがとても上手い。
若い先生は生徒と対等に接してくれる先生が多い。
体育の先生は校則に厳しい。
合う子
部活もそれなりにやりたいが、勉強もおろそかにしたくない、文武両道したいという子には合っている。
また、勉強が苦手で置いて行かれないか不安な子にはサポートしてくれるので心配している保護者にとっても安心できる学校。
合わない子
部活をバリバリしたい。校則が厳しいのは嫌だ。
TQノートなど毎日の時間管理表を提出が面倒くさい。
このように考えている方には合わない可能性がある。
東京都市大学等々力高校に通ってみての感想
TQノートの提出は面倒くさいと感じたりするが、学校行事は豊富でいろいろなジャンルの経験ができて、大学受験のサポートもとてもしてくれるので勉強面での心配もあまりなく、楽しい学校生活だったと思う。
おすすめポイント
学校行事が多い。
先生と仲良くなりやすい。
注意点
他の学校にないことが多々あるので楽しいこともあれば、TQノートなど若干面倒くさいこともあったりする。
コメント