・聖望学園高校卒業生
・元特選コース所属
本サイトはできるだけ正確な情報の提供に努めていますが、入試情報・合格実績などのデータは学校公式HPを必ずご自身でご確認ください。
聖望学園へのアクセス
JR八高線東飯能駅または西武線飯能駅からどちらも徒歩10分程度。
聖望学園高校の生徒層
埼玉の公立高校の併願校として受験する生徒が多く、生徒の大半が埼玉県民だが、青梅線沿線に住んでいる生徒も見られる。
ただし、強化指定の部活動に入部する生徒は全国から集まる。(野球部やサッカー部には寮がある)
入学時点において、上位のコースの生徒でも偏差値の高い生徒は少ない。
(本やインターネットで公開されている学校の偏差値よりも10以上低い生徒も多い)
野球部やサッカー部のような活発な生徒のほとんどが進学コースに属しており、大人しい性格の生徒には息苦しく感じる可能性がある。
聖望学園高校の偏差値,内申
入試倍率が低く希望のコースへ合格する可能性は高い。
また、特進コースの受験者はスライド審査を受けることができる。
そのため、特進コースが不合格の場合、進学コースの合否判定も行う。
卒業生として、多少、偏差値や内申点が足りていない場合でも特進コースへの出願を勧める。
学校説明会などの入試イベントや文化祭での個別相談では、教員から詳しい進学状況や全体説明では話されていない詳細な情報を得られるので受験を希望する生徒は必ず個別相談に申し込んだ方が良い。
【高校偏差値】
特進選抜:59
特進一般:53
進学選抜:50
進学一般:47
【内申基準】
特進選抜:単願_5科22
特進一般:単願A-5科20or9科36
進学選抜:単願A-5科19or9科34
進学一般:単願A-5科17or9科30
特進選抜:併願-5科23
特進一般:併願-5科21or9科37
進学選抜:併願-5科20or9科36
進学一般:併願-5科18or9科32
*偏差値出典:進学研究会
*内申基準:当サイト独自調査、募集要項
聖望学園の特色
キリスト教教育が大きな特徴で、礼拝を週に1度行う。
また、「聖書」という授業も週に1度行う。
ただし、クリスチャンの生徒は少ない。
礼拝の内容は、聖書を読みその内容に沿った説教と賛美歌を歌うといった内容でおよそ30分程度で終わる。
聖書の授業内容は、キリスト教に関連する人物(キング牧師など)の活動などを取り上げ、それらに関しての意見交換を行うなど、道徳のような授業を行う。
また、学期に1度「教会レポート」の提出がある。教会レポートとは、学校以外の教会で礼拝に参加し、レポートにまとめたものである。
毎週、20点満点の単語テストを行う。成績には加点されないものの、全生徒の点数が各クラスに公開されるため、特に上位のコースの生徒は真面目に取り組む人が多い。
部活動
多くの生徒がいずれかの部活動または同好会に所属している。(掛け持ち可能)
野球部、サッカー部、陸上競技部、体操部、バレーボール部が強化指定部になっており入部にはセレクションを受ける必要がある部活もあるため事前に確認が必要。
また、強化部は遠征が多く文化祭などの行事に参加出来ない可能性がある。
文化部では聖歌隊やハンドベル部などキリスト教の高校ならではの部活動もある。
特に、ハンドベル部は全国大会や世界大会などの実績もある。
授業に関して
選択科目は1クラスあたり15〜20人程度で構成されることが多く、先生と生徒との距離は近く、理解度を確認しながら授業が進む。
共通科目は1クラス30人程度で構成される。こちらも選択科目の授業と同様に先生と生徒との距離は近く理解度の確認は十分に行われる。
定期テストは合格点が多くの科目で50点以上とやや高めの水準で設定されているが、授業中に定期テストの対策も十分に行われるためしっかりと対策を行えば合格点を取るのは難しくない。
学習サポート
入学時、生徒一人一人にiPadが貸与される。
このiPadを使い駿台のサテライト授業を受講でき、通常の授業とは別に各々のペースに合わせて学習を進められる。
そのため、うまく使いこなせれば予備校に通わずに上位の大学を目指すことも可能。
質問対応も十分に行われていると思う。
実際、放課後などには職員室前には質問対応待ちの生徒が列を作って待っている様子も見られるので、質問しやすい環境と言える。
また、各教科の研究室も校内に設置されており、研究室でも質問対応も行なっている。
各コースに関して
2022年度から従来の4コース制(S特コース、特選コース、選抜コース、総進コース)から2コース4クラス制(特進選抜クラス、特進一般クラス、進学選抜クラス、進学一般クラス)へ置き換わった。
個人的な体感として、入学時点ではコースに関係なく勉強が得意な生徒も苦手な生徒も混ざっているように感じられた。
コース毎にレベル差を感じられるようになるのは2年生からだと思う。
そのため、MARCHや国公立大学など上位の大学を目指したり落ち着いた環境で勉強したい人は特進コース、帝京大学や拓殖大学のような有名私立大学や部活動に力を入れたい人は進学コースを勧める。
聖望学園-卒業後の進学実績・大学受験指導に関して
進学コースでは大東亜帝国から日東駒専やGMARCHレベルの大学へ、特進コースではGMARCH以上の早慶や難関国公立大への合格を目標と設定されている。
実際の合格状況としては進学コースの生徒の7~8割程度が指定校推薦や総合型選抜といった推薦制度を利用し大学へ合格している。
推薦入試を利用した生徒の合格校は、大東亜帝国への合格が多く、上位の生徒はGMARCHへ合格するなど進学先のレベルは幅広い。
また、一般入試での合格校は大東亜帝国や日東駒専レベルの大学が主である。
特進コース一般クラスは、進学コースと同様、指定校推薦や総合型選抜のような推薦制度を利用する生徒が多く、GMARCHや東京基督教大学など難関私立大学への合格も出ている。
一般入試での合格校は、日東駒専やGMARCHレベルの大学が主である。
また、特進コース選抜クラスは、2~3割程度が推薦制度利用、約6割以上の生徒が一般入試で志望校を目指す。推薦入試での合格校は、GMARCHや上智大学といった難関私立大学への合格が出ている。
一般入試では、GMARCHや早慶上理のような最難関私立大学への合格者も数名でている。また、東京都立大学や東京学芸大学、電気通信大学のような国公立大学への合格実績もある。
多くの生徒が推薦入試を利用するため、面接指導や作文の添削指導に力を入れているように思える。
夏休み明け頃から面接練習を事前予約制で行うことができ、その場でフィードバックをもらえる。
作文指導は、3年生に進級時に希望制で作文講座を放課後に受講できる。
中学入試について
以下、中学受験に関して管理人が追記。
ふつうに受験勉強をやってきた子であれば合格の可能性は極めて高いと思います。
ゴリゴリの受験勉強ではなく、小学校の基礎的な勉強のみをやって「地元の公立中よりは・・・」という理由で受験→合格→進学という子もいます。
第1志望であればよほどのことがないかぎり不合格にはならないと思われます。
「試験慣れ」「自信をつけさせたい」等の理由で受ける子が多い印象です。
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